「あれ?このシーン、最近どっかで見たぞ」
毎週7本以上のアニメを見ている、ごく普通の一般的日本人なら、このような既視感を抱くことも別に珍しいことではありません。
なにしろ現在放送しているアニメは両手両足でも数え切れないほど。キャラクターやシチュエーションが被るなんてことは当たり前のように起こるわけです。
しかし・・・・・・今期に限っては、どうもこの既視感に常ならざるものがあるような気がします。
実況などを見ても同じような感想を持ってる人が結構いるようですが、自分が気付いた範囲でこの点について以下に書き留めておきます。
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・最初の既視感
まずトップの画像について。
今さら説明するまでもないと思いますが、今期最高神アニメとの呼び声も高い「かんなぎ」の第2話。
主人公を訪ねてきた幼なじみの青葉つぐみが、ヒロインのナギと思いがけず出くわすシーン。
これが冒頭に書いた”常ならざる既視感” の発端になります。
もっともかんなぎの第2話を見て、「おや?」と首をかしげた人は、それほど多くなかったはずです。
なぜなら既視感を抱かせる原因となった、かんなぎとは別のアニメのエピソードが、この時点でまだ日本では放送していなかったからです。
・亡念のザムド
PS3オンラインストアによる独占配信&北米先行配信という極めて異例の放送体制ながらも、アニメスタジオBONSEの今期最高傑作と評され、一部ではエウレカエイトなどとも呼ばれる「亡念のザムド」。
画像はその第13話。
主人公に会いに来た幼なじみの西村ハルが、ヒロインのナキアミと思いがけず出くわすシーンです。
このエピソードの米国での配信開始が2008年の10月9日(木)。
そして上にあるかんなぎ第2話の放送が2008年の10月11日(土)。
つまりほとんど同じ3人のキャラクター配置による、ほとんど同じようなシチュエーションのシーンが、わずか2日を置いただけで、また別のアニメに出てきたわけです。
まあ、このような三角関係や意図せぬ遭遇というシーン自体は、決して珍しいものではないのですが・・・・・・・
・さらなる既視感
おなじみ今期最低主人公アニメ「鉄のラインバレル」。
画像は2008年10月17日(金)に放送された第2話。
主人公を訪ねてきた幼なじみの新山理沙子が、ヒロインの城崎絵美と思いがけず出くわすシーンです。
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とりあえずまとめてみましょう。
もしかしてこの3つのアニメは同じ脚本家の人がお話を書いてるんでしょうか?
そう思わせるほどの見事な一致ですね。
ちなみに画像にはありませんが、ザムドとラインバレルはその場に妹が同伴してるという点まで同じという念の入れようでした。
なぜこのようにまったく同じシチュエーションのシーンが、複数のアニメでほぼ同時に出現したのでしょうか?
物語の資源の枯渇、人類の集合無意識、単なる手抜き、etc、etc・・・
理由は色々と考えられますがはっきりしたことは分かりません。
ホントになんなんでしょうかこれは。
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個人的視聴リストに入っていないので確かなことはわからないのですが
ケメコデラックスにも似たようなシーンが絶対にあると睨んでいます。
いずれ機会があれば確認してみようと思います。
1 件のコメント:
Xam'd is cool :)
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